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クリーフストラ症候群とは

概要・大枠の症状

クリーフストラ症候群とは?

「クリーフストラ症候群」は2010年、クリーフストラ博士によって発見された9番染色体の微小欠損・欠失や突然変異により起こる様々な症状から「症候群」となっています。

障がいも重度から軽度まで幅広く、共通点もありますが個々の症状も様々です。
近年、遺伝子解析が進み、国内の患者数も少しずつ増えていますが、まだ患者数は正式に把握できていません。
手探りで不安な中、数少ない情報を頼りにSNSで集まったお母さんたちによって、この家族会は立ち上がりました。
海外では成人の事例もあるように、おそらく検査が進むにつれて、年代も患者数も増えていくだろうと思われます。
その時の、家族や支援してくださる方の小さな希望の光となれば幸いです。

クリーフストラ症候群の症状と特徴

物理的特徴

  • 幼児期の筋緊張低下(筋緊張の低下)
  • 異常に小さい頭(小頭症)
  • 幅が広くて短い頭蓋骨(短頭症)
  • 顔の特徴としては、中央でまとまって生えている眉毛、顔の中央がくぼんだ外観、広く離れた目、下ではなく前に開いた鼻孔、突き出た顎、丸まった唇、大きな舌などが挙げられます。
  • 高出生体重と子供/大人としての体重管理の問題
  • 異常な手/足(位置、形、またはサイズ)
  • 歯の異常
  • 皮膚の一部が変色したり色が薄くなったりする可能性がある
  • 肛門閉鎖症

神経学的特徴

  • 知的障害
  • 音声機能が制限されているか、音声機能が欠如している
  • さまざまな世界的な発達の遅れ
  • 自閉症のような性格や特徴
  • 発作
  • 睡眠障害
  • 行動上の困難
  • 視覚障害
  • 嚥下困難
  • 聴覚障害(聴覚検査の結果がいくつか決定的でない場合がある)
  • 年齢を重ねるにつれて一般的に興味や熱意が失われる

臨床的特徴

  • 脳の構造的異常
  • 先天性心臓欠陥
  • 生殖器の異常
  • 重度の呼吸器感染症を発症する傾向がある
  • 腎臓の異常

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